金
28
3月
2008
さくらの蕾もほころんで、春らしい気候になってきましたね!
こんにちは、商品企画部の増渕です。
今回の開発STORYは、モダンな外観に合わせられる新しいウインドゥ。
ヴェルテウォールをご紹介します。
ヴェルテウォールのコンセプトは「光と風」。
どうぞ、最後までお付き合い下さい。
根強い人気のモダン市場に対して、キャトルシリーズなどの
囲うことを目的としたモダン系商品を発売してきましたが、
生活空間としての新しい景観を提供できているか、というと、
そうではありませんでした。
お客様にとって、ブロック塀は閉鎖的なイメージがありますよね。
言い換えれば、「防犯性が高く」「プライバシーが確保できる」
ともいえますが、多様化するエクステリア商品において、
高い機能性をもった良いデザインを望まれている方も多いと思います。
従来は、デザイン性を重視した商品を中心に開発していました。
アートボックスのように中で遊べる200×200mmのものや、
ウインドゥデコのように装飾性の高いアクセント商品がそれに当たります。
しかし、これでは個性的であっても、
驚きを生み出すことは難しいと思いました。
そこで今回は、商品が力強く主張するような装飾で見せるのではなく、
空間デザインのなかで"程よくひきたてる"商品の開発を目指したのです。
光や風を透過させるポリカーボネイト、又はアクリルのパネルを
アルミフレームで引き締めたヴェルテウォールは、
4形状、3パネルデザインの12アイテムからお選びいただけます。
サイズは4タイプ
①従来の2ブロックタイプ「ヴェルテウォール400」
②クアドロセラミカ、クアドロネオと合わせられる「ヴェルテウォール450」
③フィックスフェンスサイズ「ヴェルテウォール800」
④W200のスリットタイプ「ヴェルテウォール1000」
パネルは3デザイン
①ガラス色の「プレーン」(ポリカーボネイト製)
②通気性を考えたアクセント「カット」(ポリカーボネイト製)
お子様が触れても怪我をすることが無いように、
カット断面には磨きをかけて面取りを施しました。
③水に漂う気泡を表現した「バブル」(アクリル製)
遊び心が光る「泡」は、半球状に掘り込んで立体感を表現しています。
新たな工夫としては、窓ガラスと同じ方法で製作することで、
施工したあとでも、パネルの取り替えが可能になっています。
これにより、デザインや素材を変えた新たなパネルの商品展開が
考えられる様になりました。
ただし、お客様によるパネル交換は、商品にキズをつけたり部品を破損する
恐れがありますので、サッシなどを取り扱うガラス店様へご依頼下さい。
そして、もうひとつの大きな特徴は、「ブロックと一緒に施工できること」。
これこそ、ブロックメーカーならではの特徴ですね。
これまでのFIXフェンスと比較すると、モルタル施工で工期の短縮が図れる
と同時にビス止め不要の簡単取り付けで、現場での施工がラクラクです。
もちろん、ユニソンのブロックをご指名いただければ、
同時に納品させていただきます!
今回は、囲うだけのブロック塀では得られない
「生活空間に自然の風や光を取り込みたい」という機能性と
「プライバシーを守りたい」という安全性への要望の
バランスがポイントになりました。
しかし見方を変えると、この欲張りな要望に対する答えが見えてきました。
ほんの少しの工夫で、気持ちよく、
快適に過ごすことができる空間になるのですね。
安全性と機能性① -風-
「カット」は湿気のこもった庭に風を通して快適さを保ちます。
このサイズ、少し小さいと思われたかもしれませんが、
お子様が手や足をかけて登ることができないサイズと、
面取り仕上げを施すことで、起こりうる危険性を
極力、無くすようにした結果なのです。
800と1000は「カット」数を増やすことで、
やさしい風がスムースに通るようにしました。
安全性と機能性② -光-
自然の光を取り込む半透明のパネルは、はっきりとした姿は見えませんが、
「誰かが居ることが判る」というところが防犯にも繋がります。
そして、機能というよりは、デザインというべきでしょうか・・・
「カット」と「バブル」は、ライトアップすることで、
昼間とは違う美しさを見せるのです!
「カット」は、光を当てることで小口が美しく浮かび上がり、
カットデザインを、より立体的に見せてくれます。
「バブル」も同様に、当初イメージしていたように
水の中の泡のように、キラキラとして浮かび上がって見えるのです。
今回もユニソンから多くのライトが発売されますが、
ヴェルテウォールを使った"魅せる"ライティングで、
夜も美しく演出できますよ。
カタログ効果なのか、やはりヴェルテウォール1000(W190×H1000)が人気です。
住宅の窓でも頻繁に取り入れられている縦長デザインなのでオススメです!
ヴェルテウォールとヴェルテボーダーに共通のシルバー色は、
"ヘアライン・つや消し仕上げ"
住宅用サッシの色は、これまでブラックやブラウン、ブロンズ系が
長く主流だったため、エクステリアのアルミ製品の色も
同系色でまとめる傾向にありました。
しかし、昨今のモダンブームで白い壁面の住宅が増加し、
住宅用サッシのカラーもアルミ本来の色を活かした
"ヘアライン・つや消し仕上げ"がラインナップに登場しました。
シルバー色のサッシと塗り壁が使われている住宅には、
ヴェルテウォールとヴェルテボーダーを合わせてみてはいかがでしょうか。
ヴェルテウォールの商品名は、先に発売したヴェルテボーダーと
組み合わせて使っていただきたい商品というところから名づけましたが、
「ヴェルテ」とは、もともとフランス語の
「Vertu(ベルテュ)」"美徳"からの流用。
なんとも高貴な名前で、気恥ずかしいのですが語感が気に入っています。
(ちなみに「ベリエ」は埋め込みポストですよ・・・)
最後に、このヴェルテウォール開発では、全体の空間コンセプトに寄り沿う
"程よく引き立てる"ことができる商品になったことを嬉しく思っています。
全てが主張する商品ばかりでは、空間をまとめることはできませんよね。
これからも、全体のバランスと見せ方にこだわりながら開発を続けていきます。
ぜひ、ご期待下さい。